大自然の法則の中での人間

2018年度が終わりました。

  

 

毎年、当たり前ですが、

気候は肌寒い冬から、

 

だんだんと日差しが

暖かくなってくることを

 

肌身に感じる春へと

移り変わり、

 

ネットニュースやSNS配信

をみていると、

 

“卒業式”に関する

記事があって、

 

“最近は小学生の

卒業式でも袴姿で

 

参加される様子が

写っているなぁ”、

 

って思っていると、

近所には引っ越し用の

 

トラックを

よく見かけるようになり、

 

人事異動に関して、

転勤や転属を

よく聞くようになったら、

今度は

 

“桜が咲きました”

 

とか

 

“お花見に行ってきました”

 

とかがよく見られるようになります。

 

そして、

しばらくすれば、

 

様々なトピックが

移り変わっていきます。

 

入学式・入社式;

“心機一転頑張りますよ”

“新調したスーツの方々を

よく見かけますね”

 

⇒ゴールデンウィーク;

“どこに行っても混んでますね”

“家族で旅行に行ってきました”

 

とか

 

⇒梅雨シーズン;

“ジメジメして嫌ですね”

“気分が落ち込みます”

 

⇒夏休み到来;

“休暇を利用して、

家族旅行に行ってきました”

“海水浴場は人・人・人”

 

“紅葉が・・・・という感じで、

また新たな季節は

 

春・夏・秋・冬と

巡っていく訳です。

 

当たり前のようですが、

宇宙・大自然の

 

法則・リズムは、

本当に規律正しく

 

推移していて、

そしてその中で

 

生きている人間は、

その宇宙・大自然の

 

法則・リズム

に合わせて、

 

年間恒例行事を

体験していく訳です。

 

このリズムを

著しく逸脱した生き方は

 

不可能と思われ、

仮に一時的に

 

著しく逸脱したとしても、

“大自然災害”や“大病”

 

などの艱難辛苦に出会って、

元に戻ってしまうことが

 

起きているように思えるのです。

 

この大自然の中で生きている

人間が影響を受けている

 

宇宙・大自然の法則

について、

 

考えてみたいと思います。

 

人間には、生来、

感情と思考と肉体と

 

 

本当(ありのまま)の自分が

備わっていると考えています。

 

感情は、外側の世界を

認識・認知するために、

 

絶対に必要ですよね。

 

自分の身の回りに

起きた出来事を

 

価値判断する時、

 

“嬉しい”“楽しい”“怖い”

“寂しい”“ムカつく”などの

 

感情がほぼ全自動で

反応して、その度に、

 

“心拍数が上がる”

“血圧が上がる”

“汗が出る”

“涙が出る”

“身体が打ち震える”

“息苦しい”

 

などと

 

身体反応を引き

起こしてしまう肉体も

 

外側の世界(現実世界)を

認識するために

 

絶対に必要です。

 

この感情反応と

身体反応によって、

 

人間は

外側の世界(現実世界)を

 

認識・認知することが

出来ます。

 

これは人間として、

不可欠で、とても自然な反応

 

であると思います。

 

でも、このメカニズム

出来事が起きる⇒

価値判断をする⇒

感情を感じる・思考が働く⇒

身体反応が起きる)

 

は、宇宙・大自然の法則下

で生きている人間には、

 

全く意識化出来ていない

行程で

 

ほぼ全自動化されており、

そのことに

 

気付けていない

というのが

 

ごく普通の人間だ

と思います

 

例えば、

 

構成メンバー複数人の

グループに参加してみた

 

どうやら、私は場違いの

ところに来てしまったようだ、

 

私はここにいる

人間じゃなさそうだ

 

⇒恐怖心を感じる

 

身体が震える、

息が詰まる、

大汗がでる、

 

といった

一連の反応です。

 

このままの状態でも、

人生を送ることは

 

出来ますが、

おそらく生き辛いと

 

推測します。

 

このメカニズムで、

出来事が起きること

 

自体を変えることは

できません。

 

変えることができるのは、

“価値判断をする”

 

過程です。

 

そして、

価値判断するための

基本ルールとなっているのが、

 

今までの体験と

それに基づく記憶です。

 

これを心理学では、

ビリーフと呼んでいます。

 

これらが規則正しく

作用していると、

 

全自動化されているので、

とても快適な場面ととても

 

生き辛くなる場面

があると思います。

 

そして、人間は

もともと本能として、

 

“守る”(生存本能)を

持っていますので、

 

幼少期に作成した

生きるための

 

基本ルールは

簡単にはかわりません

 

ただ、成人になると

生き辛くされる

 

基本ルールも含めて、

全自動化しているので、

 

これに従わされて、

全自動化に気付けていないと

 

この基本ルールを

変えることはできないです。

 

目指す目標は、

出来事が起きる

 

⇒価値判断をする

 

⇒過剰に感情を感じない・

冷静思考が働く

 

⇒身体反応が起きる、

という状態であると思います。

 

要するに、感情は

反応するけど、

飲み込まれず、

 

冷静思考が出来て

最善案を考えることが

 

出来る状態です。

 

(たまに、感情反応を

失くせばいいじゃないか、

と言われる方が

いらっしゃいますが、

それは違います。

現実世界と

繋がれなくなってしまいます。)

 

宇宙・大自然の

法則・リズムの中でも、

 

本当(ありのまま)の自分で、

自分が考えたいことに意識を

 

向け続けることが

出来て(思考)、

 

それによる感情を持ち、

その反応に沿った

 

身体反応がある、

とても自然な状態があれば、

 

(感情反応優位の

状態を回避できれば)

 

人間がとても高い

パフォーマンスを

 

発揮することが出来ます。

この状態に一人で

 

到達することは、至難の業です

 

ですから、

いつも強い感情に支

配されてしまうなぁ、

 

と思われる方は、

是非、一度、ご相談ください。