全国で
“GO to トラベル”
キャンペーンなるものが
始まりましたね。
観光業界で働いている
人達には、救いになると
思われますが、
コロナウイルス感染拡大の
可能性も同時に
含まれますよね。
連日、ニュース番組では、
“〇×日連続200人突破、
〇×▼では新規感染者〇×名”
のような見出しをよく目にして、
テレビだけでなく、スマホでも
、また、その情報を基に他人と
話をしても、コロナ騒動の
話題に事欠きません。
コロナに関する情報は、
ほとんどネガティブであると
判断されるので、
ネガティブ情報の
大洪水の中で、身体が
翻弄されている
感じがしていますが、
多くの人達はその情報の
大洪水に
翻弄されていることに
さえ気づいていない
かもしれません。
この情報の大洪水に
翻弄されてしまうと、
“考えたくもないこと”を
考えさせられてしまう
訳です。
決して、自ら考えようと
意思を向けた訳で
ないですから・・・。
なので、何かを考える
思考機能が、自分ではない
何者が乗っ取られている
状態がずっと続いているので、
止めどなく、際限なく、
ネガティブな、最悪な考えに
至って、それに伴うイメージや
身体反応が
誘発されてしまうと
思われます。
そして、このネガティブな、
最悪な考えに伴う
イメージが基で、
恐怖・悲しみ感情が
刺激されて、それに伴った
身体反応
(筋肉萎縮・浅い呼吸・
気力減退・震えなど)が
誘発されてしまいます。
ですから、
コロナ騒動下で、
精神的に不調を
訴える方々が
多く見受けられるのも、
この“考えたくもないことを
考えさせられる”現象が
原因であると思われます。
今、現在、様々な
メディアを通じて、
まさに無尽蔵に情報が
流れていますよね。
そして、テレビのワイドショー、
ニュース番組だけでも、
ほぼ1日全時間帯に情報は
流れているし、加えて、
移動時間なんかにスマホで、
YahooニュースやTwitterを
覗くだけでも、
多くの情報が流れて、
いつの間にか釘付け
になっている自分に
気が付くときがありませんか?
これら一連の現象は、
意識的に考えようとして
考えた結果ではなく、
全て、無意識的に
“考えさせられた”結果、
自らの意思に
全く関係なく、
全自動で
やらされていることであって
、自らがやっていないので、
頻繁に偏った思考結果を
導き出す傾向にあると
思われます。
その偏った思考が
“予期不安”と呼ばれるもので、
まだ発生してもないことに
ついて過剰に心配して、
まだ発生をしていないのに
回避行動を取る訳です。
例えば、コロナ騒動初期に、
コロナウイルスがどのような物か、
確かな情報がなかった状態で、
連日、新規感染者や
感染によって亡くなった方の
報道がなされました。
視聴者達としては、
過剰に恐怖感情が
刺激されて、自分自身を
守るために、
ドラッグストアーでマスク、
ティシュペーパー、
トイレットペーパー、
液体石鹸など、
スーパーでは
インスタント食品、
レトルト食品などが、
家電量販店では
空気清浄機が
品切れで入荷見込みなし
という状況に追いやられました。
人間が恐怖感情を
刺激された時に、
“隣人と分け合う”という
発想には遠く及ばず、
“自分の命を
守らなければ・・・”
という発想になってしまうのは、
相当な精神的鍛錬を
積んでいない限り当然の
結果であると思います。
多くの人達が情報の
大洪水によって、
自分が
“考えたくないもの”を
無意識的に
考えさせられています。
その思考に対して、
自分を安全・安心な
状態を保つために、
まだ発生していない
最悪ストーリーを想定して
イメージをし、
その最悪ストーリーの
イメージが
身体反応として、
恐怖感情を作り出したり、
これが原因で買い占めが
起きたり、過剰な
自粛警察が出没したり
する訳です。
では、
これら一連の
“考えたくもないこと”を
考えないようにする、
つまり、自分が考えたいことを
自分の意思で
考えるためには、
どうすればいいのか、
という問いを持つ
かもしれませんね。
答えは簡単で、
①まず、思考とあなたは
全く別であって、主人は
あくまでもあなたであるという
理解が必要です。
上述したように、
無意識的には、
雑念が飛んできて、
連想式に
考えさせられている
訳ですから、
思考とあなたは
別であると言えますよね。
②そして、思考はあなたが
意識を向けた方向性に
考えることが出来るという
理解です。
仕事でも、肝心な時は、
意識を集中させて、
自分が考えたいことを
考えたことがある経験は
皆さんお持ちだと思います。
この2つの理解をもって、
情報の大洪水の中に
自ら身を投じるのではなく、
選択的に情報を
取捨選択して、
自ら意識的に考えることを
習慣化することが
大切だと思います。
一人でやってみて
難しいと思われる方は、
是非、私にご相談くださいね。
あなたの勇気をお待ちしております。