“コロナ禍によって、
街に人が出なくなって、
売り上げが激減した”
とか
“未だに、コロナ新規
感染者数が増えたり、
減ったりして楽観視
できない”
とか、本当に世の中を
パッと明るくするニュースは
久しく聞いていないように
感じます。
そして、この世の中に
生きている人達は
例外なく、これらの報道から
影響を受けていて、
陰鬱な気持ちで、
閉塞感があり、
いったいいつまで続くのか・・・・
不安を感じていらっしゃる方々が
多いのだと思います。
このような状況下ですから、
やはりココロのバランスを
崩される方々が多いのも事実です。
直接的にコロナウイルスが
原因ではなく、新聞やテレビで
報道される情報によって、
不安感、孤独感に向き
合わされて、その感情・感覚を
他人に言えない、他人に
助けてと言えないので
(言うと弱い奴、頼りない奴、
信頼できない奴などと
思われてしまうから)、
麻痺させて無かったことにする
人達にしばしば出会います。
(私も昔はそうでした。)
最初は、周囲の人達に
気付かれないように、
虚勢を張っていますが、
だんだん無理が祟ってきます。
不安感、孤独感は、
大切な感情ですので、
外向きに表現された
がっています。
外部に向かって表現して、
感情を成就させて
あげることが大切なのに、
何らかの理由で表現する
機会を逸すれば、
未完了のままどんどん感情は
身体に溜まってしまいます。
この行程は、全く無意識の内に、
行われます。そして、ある日、
不安感、孤独感に疲れ切った
様子を見た周囲の人達が
見かねて、
“大丈夫ですか!?”
と問われても、
“全く問題ないです!”
としか応答できず、本当は
問題/課題があって、
他人に助けて欲しいのに
助けてといえない状況で、
ますます状況は
悪化していく訳です。
こういう人達は、
日本のサラリーマン社会では、
本当によく見かけます。
他人に助けてと言えず、
一人で全ての問題を
解決しようとしてしまう人、
問題解決に他人を
巻き込んでしまうと、
迷惑を掛けてしまうと
思い込んでいて、
他人に話す事を極端に
嫌がる人、
そのくせ、
他人から頼み事をされると、
嫌とは言えずに、ついつい
引き受けてしまう。
周囲の人達からは、
“いい人”と評価されて、
多くの仕事を抱え込み、
窮地に陥ったとしても、
決して他人に頼る事が出来ない
特性を持っています。
そして、周囲の人達にも、
自分と同じように行動することを
強く要求します。
“他人に甘えない”
“できないと言わない”
“自分の気持ちを優先させない”
“他人を頼らない”
などを徹底して、
自分に課せている
(我慢している)ので、
周囲の人達にこれらの行為を
やっている人がいると無性に
腹が立ちます。
ですので、周囲の人達との
人間関係はうまくいきません。
この種の人達は、
幼い頃から両親、
周囲の大人から
“本当にしっかりした子だね”
とか
“世話が掛からない子”
とか、
言われて育った、
つまり、“しっかりすること”で
“他人に世話を掛けない事
(迷惑を掛けない事)”で、
両親から、周囲の大人から
愛情を貰っていたと想定されます。
子供の時に、子供らしく、
わがままで、甘えん坊で、感情表現を
素直にやる事を、何らかの
理由で出来なかったと
思われます。
例えば、幼少期にお母さんが
病弱で、寝込んでいる時が
多くて、お母さんが
大好きだったから気遣うことで
出来なかった、
もしくは、
両親から非常に厳しい
躾であったために、その躾に
従わざるを得なかったので、
“しっかりした子”
“よく気の利く子”
で居続けるしかなかった、
などの成育環境下で身に
着けた生きる術として
プログラム/ビリーフを
成人した後も、無意識的に
守り続けるしかなかった。
今の日本人社会において、
責任感が強くて、真面目で、
自己犠牲精神が強く、
一生懸命であるということは、
とても重宝されると思います。
周囲の人達から、
これらの評価をもらうと、
“さらに、期待に応えないと・・・・”
と思って、
さらなる高みを目指して、
自分自身を追いこんでいきます。
過去の私のように、
残業、休日出勤は当たり前の
ようになって、自分自身を
すり減らして、過労・ストレスなどで
倒れてみて、もしくは病気に
なってみて、初めて、自分自身を
酷使していたことに気付く可能性が
与えられると思います。
(気付かないフリをして、また、
同じループを周回する人も
多くいます。)
上記のようなマインドセットでは、
仕事で求められる
スキルやリーダーシップは
十分に発揮することは
不可能です。
(私が経験者です。)
ですので、ご自身に上記の
ような傾向があり、
最近、無理しているなぁ~、
と
感じられている方々は、
是非、私にご相談ください。
あなたのパフォーマンスを
最大限生かせるように、
お手伝い差し上げます。
あなたの勇気をお待ちしています。