捲土重来(けんどちょうらい)

Webニュースで

冬季北京オリンピック

 

について、

逐次、報道が

 

されていますね。

 

ただ、コロナまん延の

印象が

 

あまりに強すぎて、

人々の印象は

 

薄いかもしれません。

 

開催前から

 

北京市内の

感染予防対策、

 

オリンピック選手村の

感染予防など、

 

いろんな意味で

注目を集めている

 

オリンピックだと

思います。

 

 

そんな中、

スキージャンプ混合団体で

 

高梨沙羅選手の

スーツ規約違反による

 

失格が報じられました。

 

 

ご本人が書かれた

謝罪文が

 

掲載されていましたが、

この文章を読んでいると、

 

胸が締め付けられる

思いで、同じく、

 

文章を読んだ

支援者達からは、

 

5万件を超える

激励のメッセージが

 

あったそうです。

 

たしかに、過去、

日本人選手で、

 

順当に金メダルを

獲得した選手は、

 

偉大で、賞賛に

値すると思いますが、

 

あまり記憶に

残っていません。

 

2006年トリノオリンピック 

女子フィギュア

 

荒川静香選手の

金メダル獲得が

 

記憶にありますが、

私にとって、

 

あまり印象深い

ものではないです。

 

たしかに、圧巻で、

きれいな演技だと

 

思いますが、

ココロに刺さる感じ

 

がしない訳です。

 

それよりも、

 

1998年長野オリンピック 

スキージャンプ団体 

原田雅彦選手

 

 

2014年ソチオリンピック 

フィギュア 

浅田真央選手

 

の方が強烈な

インパクトを持って、

 

記憶されていて、

今でも色褪せずに、

 

私達に

勇気と力を

 

与えてくれます。

 

今、You tube

画像を振り返っても、

 

当時の感動が

蘇ってきます。

 

 

 

両選手ともに、

高梨選手と

 

同じく金メダル獲得の

大本命と言われていて、

 

原田選手は

1回目悪天候で

 

気象条件に

恵まれなかったとはいえ

 

大失敗ジャンプで、

以前のオリンピックでも

 

“本番に弱い”

メンタルが

 

露呈してしまった

訳です。

 

そして、浅田選手は

ショートプログラムで、

 

全ジャンプに

失敗して16位、

 

それまでの実績を

考慮すれば、

 

だれも予想だにしない

結果でした。

 

 

そして、原田選手、

意を決してのぞんだ

 

2回目試技において、

最長不倒137m

 

大ジャンプで

日本チームに

 

金メダルをもたらし、

浅田選手は、

 

翌日のフリープログラムで

8度の3回転ジャンプを

 

全て成功させて、

最終的に総合6位で

 

試技を終えました。

 

 

この出来事に、

ココロ動かされた方も

 

多いのではないか、

と思いますが、

 

なぜ順当に金メダルを

獲得された選手よりも

 

原田選手や浅田選手の方

が印象にあるのか、

 

ということについて、

ココロの観点から

 

考えてみたいと思います。

 

 

まず、皆さんは、

捲土重来

 

(けんどちょうらい)

という言葉を

 

ご存知でしょうか?

 

 

意味は

 

一度敗れたり

失敗したりした者が、

再び勢いを

盛り返して

巻き返すことのたとえ”

 

というものです。

 

人気漫画や

映画のストーリーにも、

 

使用されているもので、

多くの人達が共感して、

 

涙し、

熱狂しています。

 

上記に、例示でお示しした

原田選手や浅田選手の

 

ストーリーと似ていませんか、

なぜ、このような現象は

 

起きるのか、というと、

この世の中に

 

生きる人達、

みんな捲土重来を

 

経験されたことがある、

もしくは

今、真っ最中だからです。

 

ある夢・目標・理想が

あって、文字通り、

 

血のにじむような

努力を人知れず

 

積み上げてきた

としても、

 

時に、欲していた結果が

得られないことが

 

あります。

 

“こんちきしょー、

今度こそはきっと”

 

って思って、

さらに、厳しい努力を

 

積み重ねて、

その結果として

 

夢・目標・理想が

叶う時もあれば、

 

また、叶わないことも

あります。

 

れがまさに

日常生活を

 

生きている人間が

体験するものであり、

 

その時に起こった

強烈な感情

 

(怒り・悔しさ・悲しさ・

恐怖・失望・絶望など)

 

のために、

あまりにも悔しくて、

 

全く眠れなかったり、

奥歯を噛みしめすぎて、

 

歯が割れてしまったり、

感覚が無くなって

 

しまったり、

拳を握りしめて、

 

指先に血がにじんだり、

したことがある人達が

 

その経験/体験を

原田選手や浅田選手の

 

ストーリーと重ね合わせて、

さらには高梨選手と

 

重ね合わせて、

共感している訳です。

 

 

敗れたり、失敗した人が、

絶望の淵に立たされたり、

 

ココロが折れてしまった

経験をして、

 

そして、その瞬間に、

欲や執着を

 

手放して、

ただただ一生懸命に

なることが出来たら、

 

夢・目標・理想が

叶いやすくなりますし、

 

たとえ夢・目標・理想が

叶わなかったとしても、

 

その過程で経験したことは、

その方の宝物になると思います。

 

結果を出すために、

不断の努力を

 

し続けること自体、

とても難しいので、

 

とても価値があることです。

 

もう少し詳細に見てみると、

もっと価値があることは、

 

その過程で表出する

様々な感情と思考を、

 

自分が意図している

方向に向かせることです。

 

時に、

雑念によって、

 

考えたくもない事を

考えさせられたり、

 

時に、

感情を抑圧しすぎた

 

ことによって、

まったく本意ではない、

 

全てを投げ出したい

と思わされる

 

ことがあります。

 

それは、

 

夢・目標・理想が

高ければ、高いほど、

 

横に反らそうとする力

も強烈です。

 

毎瞬間、

自分自身と

 

本当に向き合って、

自分の夢・目標・理想を

 

叶えていく

捲土重来物語は、

 

多くの人達の

ココロを動かせる力が

 

あります。

 

それは、あなたにもあります。

 

決して、

特別な手法・知識が

 

必要な訳ではありません。

 

感情と思考を

ご自身の思うがままに、

 

捲土重来するために

使いたいと思う方は、

 

是非、ご連絡ください。

 

 

あなたの勇気をお待ちしています。