帰省ブルー

クリスマスイベントが

やっと終わって一段落。

年末に向けて

せわしないし、

なんか忙しい感じが

しますよね。

 

 

そして、

さらに追い打ちを

掛けるイベント、

 

“帰省”

 

自分自身の生家なら

まだ勝手がわかるので、

ストレスは軽減されますが、

義理の家に

帰省しないといけないと考えると、

気分が沈んでしまう

相談を頂きます。

 

 

統計データを調べてみると、

【義実家への帰省 みんなの声は】

・とても楽しみ:10.5

・どちらかというと楽しみ:30.3

・どちらでもない:21.0

・どちらかというと気が重い:22.4

・とても気が重い:15.8

 

(ベビーカレンダー調べ 

2059歳子持ち既婚女性76人)

 

という結果で、

 

どちらかというと気が重い、

とても気が重いで、

38.2%の既婚女性が

悩んでいるトピックな訳です。

 

 

なぜ気が重いのか、

とさらに深堀してみると、

 

“夫はゲスト扱いで、

嫁はお手伝い扱い”

 

であることで、

いくら義理両親が

 

“何も気にしないで、

ゆっくりしていってね”

 

とか、

 

“くつろいでね”

 

とか、言われても、

義理母の建前と本音が

見え隠れして、

 

“嫁はいつでも気を使って、

相手を思いやるべし”

 

“そうはいっても、

嫁は遠慮ぎみ、

謙虚でいるべし”

 

など、直接的な言葉では

言われないけど、

無言のプレッシャーを感じるので、

滞在期間中、

義理母から責められないように、

いつにも増して、常時、

気を使っていないと

いけない状態になるので、

とても疲れます。

 

そう考えると、

この年末年始に、

9連休が取得できる

可能性があるにも関わらず、

“帰省する予定なし:29.7%”

であることもうなずけます。

 

【年末年始の帰省どうする?

・帰省する予定なし:29.7

・実家、義実家ともに日帰り:16.4

・実家のみ宿泊:14.8

・義実家のみ日帰り:12.5

 

(ベビーカレンダー調べ 

2059歳子持ち既婚女性128人)

 

心理的に考えれば、

それぞれ全く違う生家で、

全く違う両親のもと育ってきたので、

大切にしている信条が

似通っている部分もあるが、

優先順位が違ったりすることは当然。

 

ある集団(家族)に属して、

安心・安全を感じるためには、

その集団で構成員全員が

守っている暗黙ルールに

沿って日常生活を送ること。

 

しかし、

その暗黙ルールを

体得するためには、

経験をするための時間が

必要になる、

 

となると、

 

義理家では圧倒的に

経験・時間が

足りないですよね。

 

 

 

いつ暗黙ルールを破ったことで、

その他グループ構成員から

攻撃されるのか、

わからない緊張状態が続く、

 

もしくは

 

暗黙ルールを守ることを

暗に強制されるように、

 

“期待をされ続ける”

緊張状態に

あるので、息苦しさを感じる

これは義理家だけでなく、

日常生活を送っている

一般社会においても

全く同じ現象が起きています。

 

人間、他人に喜んでもらうことで、

自分自身が幸せを

感じることは

よく経験されることだと思います。

 

ですから、義理家で

大切にしている暗黙ルールを

大切にすることで、

 

“義理両親に喜んでもらいたい”、

“少なくとも機嫌を損ねたくない”、

 

自分自身が

安心・安全を感じるために、

と思うのは当然ですよね。

 

では、独身だったら、

“帰省に関するお悩み”を持たないのか、

というと、そうではなくで

 

 

【独身 どんな言葉がプレッシャーに?

1:「恋人はいないのか」

2:「孫の顔が見たい」

3:「〇〇さんは結婚したらしい」

4:親戚の集まりで結婚などの話を振られる

5:今の自分の状況を否定される

(ペアーズ提供 2039歳・男女4047人)

 

という結果で、

やはり両親の期待に

そえてない状態に

プレッシャーを

感じているようです。

 

 

潜在的に

“他人を喜ばせないといけない”

という思い込みは、

濃淡の違いはあれど、

誰しもが持つものだと思います。

 

でも、その前に、

自分自身を喜ばせる、

大切にする、自分自身を

満たしてあげることが重要です。